立ち仕事中心の方は、長時間同じ姿勢を続けることで腰に負担がかかりやすいもの。さらに、忙しさから身体を動かす機会が減り、腰痛が慢性化してしまうケースも少なくありません。そんなときは、簡単なエクササイズでこわばった筋肉をほぐしてみましょう。
まず、壁の前に立ち、両足を肩幅に開きます。次に、両手を壁につけながら、ゆっくりとお尻を後ろに突き出していきましょう。背中から腰にかけて心地よく伸びる感覚を意識しながら、深呼吸を続けてください。無理のない範囲で10秒ほどキープしたら、ゆっくり元の姿勢に戻します。
さらに、両膝を軽く曲げてスクワットのように体を落とし、腰まわりの筋肉を優しく刺激するのも効果的です。腰の負担を分散しながら、姿勢の改善にもつながります。
こまめに行うことで、立ち仕事で蓄積した腰の疲れが和らぎ、痛みの予防にもつながります。もし痛みや違和感が続くようであれば、早めに専門家に相談することも大切です。日々のケアを取り入れて、快適に働ける身体を目指しましょう。