くしゃみで起こる急性腰痛の予防とケア

ふとした瞬間のくしゃみや咳で、突然腰に激しい痛みを感じたことはありませんか?これは「ぎっくり腰」とも呼ばれる急性腰痛の一種です。くしゃみの際、腹圧が急激に高まり、腰椎やその周囲の筋肉・靭帯に大きな負担がかかることで発症します。特に腰椎椎間板への圧力が急激に増すため、椎間板の損傷や筋膜の炎症を引き起こすことがあります。


そんな時は、腰周辺の柔軟性を高めるストレッチや体幹を安定させるエクササイズがおすすめです。


おすすめエクササイズ:プランク

体幹を鍛えるプランクは、腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを強化し、腰への負担を軽減します。床に肘をつき、つま先で体を支え、背中が一直線になるように姿勢をキープしましょう。呼吸を意識しながら30秒〜1分程度行うのが効果的です。


急性腰痛が発生した直後は、無理に動かさず安静にし、炎症を抑えるためにアイシングを行うことが推奨されます。また、痛みが強い場合や繰り返し発生する場合は、早めに専門家に相談することが重要です。


当院では、腰椎の状態や骨盤の歪みをチェックし、筋肉や関節のバランスを整える施術を行っています。日常生活でのくしゃみや咳が不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。


痛みを我慢せず、健康な身体で快適に過ごすために、定期的なケアを心がけましょう。